「ITエンジニアにおすすめの資格って何があるの?」
「初心者や未経験者におすすめの資格はない?」
「そもそも資格取得にメリットはあるの?」
こんな悩みを抱えていませんか?
この記事ではITエンジニアが取得するのにおすすめな資格を紹介しています。
最後まで読むことで、自分がどの資格取得を目指すべきなのか、具体的に判断することが可能です。
資格取得のメリットや勉強方法も参考にして、キャリアアップを目指しましょう。

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- 97%がリモート案件
- 登録社数74万件で業界トップクラス
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- 最短3日で稼働でき翌月15日に報酬が振り込み
- 単価が高い案件が多い
- ライター単価も平均月40万円※2021年9月現在
- 1 【全ITエンジニア向け】おすすめ国家資格ランキングと難易度
- 2 【業務別ITエンジニア向け】おすすめベンダー資格ランキングと難易度
- 3 【インフラエンジニア向け】おすすめIT資格ランキングと難易度【2020~2021】
- 4 ITエンジニアの資格ランキング!AWSに使えるものは?
- 5 ITエンジニアの資格で転職に使えるものは?
- 6 IT資格は初心者にもおすすめ!エンジニアの資格を未経験から目指そう
- 7 Web開発の場合プログラミング言語の習得もおすすめ
- 8 ITエンジニアが資格を取るメリットは多い
- 9 資格や言語を取得するのにおすすめなプログラミングスクール
- 10 ITエンジニアが資格を取るためのおすすめ勉強法
- 11 ITエンジニア資格以外でおすすめの資格は?
- 12 機械系エンジニアにおすすめの資格はある?
- 13 まとめ|ITエンジニアの資格ランキングは職種などによって変わる
【全ITエンジニア向け】おすすめ国家資格ランキングと難易度
全ITエンジニア向けのおすすめ国家資格3つと難易度について紹介していきます。
ランキング1位:基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITの基礎的な知識、論理的思考、マネジメント知識を証明する資格です。
IT系の会社に勤めているのであれば、1度は名前を聞いたことがあるでしょう。
問題の出題範囲は広く、ITの問題だけでなく経営・会計分野の問題も出題されるので幅広い知識が必要です。
試験は午前と午後の2部に分かれていて、午前が小問80題、午後は大問11問から5問を選んで解くことになります。
受験者数は新型コロナウイルスの影響で減ってしまいましたが、以前は毎回10万人以上の人が受験しています。
難易度は高く、合格率は平均すると25%前後です。
特別な受験資格はなく、申し込みをすれば誰でも受験することができるので、IT業界で働く人にとってはおすすめの資格といえます。
ランキング2位:応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者の上位に当たる資格として位置付けられています。
合格率は23%前後ですが、経験を積んだベテランのIT社員が受験しているため、合格率以上に難易度は高いのでご注意ください。
基本情報技術者試験に合格していなくても受験は可能ですが、難易度は高いので基本情報技術者試験に合格してから受験するのがおすすめです。
ランキング3位:システムアーキテクト
システムアーキテクトは、システムエンジニアとしての実力を証明する資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当します。
合格率は平均15%前後で、かなりレベルが高い試験となります。
システムアーキテクトには、年齢制限も受験資格もないため誰でも受験は可能ですが、上流工程の経験を得てから受験するのがおすすめです。
【業務別ITエンジニア向け】おすすめベンダー資格ランキングと難易度
それでは業務別におすすめのベンダー資格5つと難易度について紹介していきます。
ランキング1位:Oracle Master
Oracle Masterは、オラクル社が運営しているOracle Masterに関する知識を証明する資格です。
難易度は4段階あり、「Bronze」、「Silver」、「Gold」、「Platinum」の順にレベルが上がっていきます。
「Bronze」に合格することで次のレベルである「Silver」を受験できるようになります。
Oracle Master「Bronze」には以下3つの試験があり、うち2つの受験が必要です。
- Bronze DBA12c
- Bronze SQL基礎I
- 12c SQL基礎
「Bronze SQL基礎I」もしくは「12c SQL基礎」のどちらに合格すると「Bronze DBA12c」を受験することができます。
ランキング2位:マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストは、Microsoft Office製品の操作スキルを証明する資格です。
Excel、Word、PowerPoint、Access、Outlookの5つの試験科目とバージョンごとに試験が分かれているので、使い慣れたバージョンの試験を受けるのがよいでしょう。
さらに、Excel、PowerPoint、Wordの試験は、スペシャリストレベルとエキスパートレベルの2つのレベルにわかれています。
合格率は公式に発表されていませんが、スペシャリストレベルが80%、エキスパートレベルが60%といわれています。
Microsoft Office製品は多くの機会で使用するので、IT系会社に勤めるのであれば取得しておいて損はないでしょう。
ランキング3位:Android技術者認定試験
Android技術者認定試験は、Androidアプリケーションの開発に関する知識やスキルを証明する資格です。
Android技術者認定試験は以下の2つの試験のうちどちらかに合格することで認定されます。
- アプリケーション技術者認定試験
- プラットフォーム技術者認定試験
アプリケーション技術者認定試験では、Androidアプリケーションの開発スキルを問われる試験で、プラットフォーム技術者認定試験では、プラットフォームに関する知識を重視した試験となっています。
ランキング4位:LINUX技術者認定
LINUX技術者認定は、Linuxに関する知識を証明する国際的な資格です。
難易度は「LPIC-1」「LPIC-2」「LPIC-3」の3種類で、「LPIC-1」の難易度が最も低く「LPIC-1」に合格したら次の難易度の「LPIC-2」を受験することができます。
「LPIC-1」はLINUXの入門向者向けの資格なので、難易度はIT経験未経験者でも参考書で勉強すれば合格できるレベルです。
ランキング5位:オラクルJava認定資格
オラクルJava認定資格は、プログラミング言語のJavaについての知識とスキルを証明する資格です。
難易度は「Bronze」「Silver」「Gold」の3つのレベルに分けられています。
「Bronze」「Silver」に受験資格はなく、受験できるので「Bronze」に合格していなくても「Silver」を受験できます。
ただし、「Gold」を受験するには「Silver」に合格していなければ受験できません。
「Bronze」に関してはJavaの入門者向け資格なので、Javaの基礎をしっかり身に着けておけば合格も難しくはないでしょう。
【インフラエンジニア向け】おすすめIT資格ランキングと難易度【2020~2021】
以下でインフラエンジニア向けのおすすめ資格5つと難易度について紹介していきます。
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ランキング1位:ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、ネットワークの固有技術や知識、ネットワークの構築や運用ができることを証明する資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当します。
合格率は14%前後とかなり低いので、受験の際には相当な勉強が必要になるでしょう。
将来、責任あるポジションに就きたいと考えているなら取得しておくべき資格です。
ランキング2位:CCNA
CCNAとは「Cisco Certified Network Associate」の略称で、ネットワークの基礎知識を証明するCisco社の認定資格です。
2020年2月から、専門技術ごとに9つに分かれていた試験がCCNAと1つにまとめられたことで、以前に比べると難易度も上昇しています。
13歳以上であれば受験は可能ですが、「1年以上のシスコソリューションの実務経験や管理経験」、「基本的なIPアドレス指定の知識」、「ネットワーク基礎に関する深い知識」があることを推奨されています。
CCNAは、Cisco認定試験の中では下から2番目の難易度ですが、ネットワークに関する幅広い知識が求められるため他の資格と比べても難易度は高いといえるでしょう。
ランキング3位:CCNP
CCNPとは「Cisco Certified Network Professional」の略称で、CCNAの上位資格として位置付けられています。
試験コースは以下の7種類に分類されているので、得意分野を見つけて受験するのがよいでしょう。
- CCNP Enterprise
- CCNP Security:セキュリティ
- CCNP Collaboration:コラボレーション
- CCNP Data Center:データセンター
- CCNP Service Provider:サービスプロバイダー
- Cisco Certified CyberOps Professional
- CCNP Certified DevNet Professional
難易度は、Cisco認定試験の5段階中3番目の難易度にあたります。
現在は受験資格が改定されて、CCNAに合格していなくてもCCNPを受験することはできますが、難易度はCCNAより上なためCCNAに合格してから受験するのがおすすめです。
ランキング4位:データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストは、その名の通りデータベースに関する専門知識を証明する国家資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当します。
合格率は14%前後で、IPAの資格の中でも最高難易度に相当します。
参考書を使って勉強するだけでなく、SQLの実務経験を経てから受験するのがよいでしょう。
ランキング5位:情報処理安全確保支援士試験
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティを守るための、情報セキュリティマネジメントやセキュリティ対策に関する知識を証明する資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当します。
合格率は20%前後で、他の高度情報技術者試験に比べるとやや高い合格率になっています。
特別な受験資格もないので、誰でも受験が可能です。
ITエンジニアの資格ランキング!AWSに使えるものは?
AWSの知識を証明する資格は大きく分けて以下の4つです。
以下で各資格について詳しく解説していきます。
ランキング1位:AWS認定クラウドプラクティショナー
AWS認定クラウドプラクティショナーは、AWS試験の中でも基礎的な知識を問われる資格です。
合格率は発表されてないため不明ですが、1000点満点中700点で合格となります。
最低6ヵ月のAWSに触れた経験があることを推奨されていますが、未経験でも受験は可能です。
ランキング2位:AWSアソシエイト資格3つ
AWSアソシエイトレベルの資格は、以下の3種類に分かれています。
- AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト
- AWS認定デベロッパー – アソシエイト
「AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」は、AWSを用いたクラウド環境の構築・システム設計に関する知識を証明する資格です。
中級レベルの資格のため、AWS初心者には難易度が高く、公式でもAWSの操作経験が1年程度あることを推奨されています。
「AWS認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト」は、AWSを用いたシステムの開発、管理、運用に関する知識を証明する資格です。
実際のコマンドが試験で問われるところもありますが、ソリューションアーキテクトの試験と被る内容も多いため、ソリューションアーキテクトに合格している方なら難しくはないでしょう。
「AWS認定デベロッパー – アソシエイト」は、AWSを用いたアプリケーション開発の知識や技術を証明する資格です。
AWS上でアプリケーションを開発経験がある方ならば、難易度は比較的容易に感じるでしょう。
ランキング3位:AWSプロフェッショナル資格2つ
AWSプロフェッショナルレベルの資格は、以下の2種類です。
- AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
- AWS認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル
「AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」は、「AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」の上位資格です。
AWSの認定資格の中で最も難しい資格であるため、十分な準備をしてから受験を試みましょう。
「AWS認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル」は、「AWS認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト」と「AWS認定 デベロッパー – アソシエイト」の上位資格です。
AWSの運用から管理、開発における幅広い知識が問われます。
ソリューションアーキテクトほどの難易度ではないですが、難しい試験に変わりないので、勉強だけでなく実務での経験を積んでおくとよいでしょう。
AWS専門資格5つ
AWS専門知識認定資格は、以下の5つのジャンルに分かれています。
- 高度なネットワーキング
- セキュリティ
- データアナリティクス
- 機械学習
- データベース
高度なネットワーキング
「高度なネットワーキング」は、AWSのネットワークタスクに関する知識を証明する資格です。
高度なネットワーク知識が問われるため、試験の難易度は高いといえます。
実務経験がないと合格は難しいので、実務経験を積んでからの受験をおすすめします。
セキュリティ
「セキュリティ」は、AWSのセキュリティに関する知識を証明する資格です。
難易度は、AWSのセキュリティに関する実務経験が2年以上あることを推奨されているため、未経験者にとってはかなり難しい資格といえるでしょう。
データアナリティクス
「データアナリティクス」は、AWSデータレイクやデータ分析サービスに関する知識を証明する資格です。
難易度は高く、データ解析手法を使い分けられる実力を身に着けましょう。
機械学習
「機械学習」は、AI、機械学習モデル、深層学習などAWSの機械学習サービスに関する知識を証明する資格です。
AWSに関する知識より、機械学習に関する基本的な知識のほうが重要となってくるため、機械学習の基礎を身につけてから受験するのがよいでしょう。
データベース
「データベース」は、AWSのデータベースサービスに関する知識を証明する資格です。
データベーステクノロジーでの実務経験が5年以上あることを推奨されているっため、試験のレベルとしてはかなり高いものとなるでしょう。
AWSではRDSと呼ばれるデータベースを使っていて、OracleやSQLの知識だけでは対応できないので1から勉強が必要です。
ITエンジニアの資格で転職に使えるものは?
ITエンジニアの資格で転職の際、有利になる資格は以下の6つです。
転職を考えているエンジニアの方は、転職前の取得を検討してみてください。
資格の種類①プロジェクトマネージャー試験
プロジェクトマネージャは、プロジェクトの責任者としてプロジェクトを成功に導くためのスキルがあることを証明する資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当します。
合格率は14%前後で、かなり厳しい試験ですが、プロジェクトマネージャーとして活躍できる方は少ないため、取得することで転職に有利に働くでしょう。
資格の種類②ITサービスマネージャー試験
ITサービスマネージャーは、システムの運用、管理をするための幅広いやスキルを証明する資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当します。
特別な受験資格はありませんが、合格率は14%前後と低いので、実務経験がないと合格は難しいでしょう。
資格の種類③ITストラテジスト試験
ITストラテジストは、IT技術を用いた経営戦略の策定、提案、推進能力を証明する資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当します。
CIOやCTO、ITコンサルタントを目指して転職するのであれば、取得しておきたい資格です。
資格の種類④システム監査技術者
システム監査技術者は、情報システムや組み込みシステムの企画、開発、運用、保守、利用に関する幅広い知識を証明する資格です。
監査人、情報システム責任者を目指すのであれば取得することをおすすめします。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当し、合格率は14%前後です。
資格の種類⑤エンベデッドシステムスペシャリスト
エンベデッドシステムスペシャリストは、IoTを組み込み開発基盤の知識を証明する資格です。
合格率は16%前後で、難易度の高い試験となります。
IoTに関する技術は今後さらに伸びていく分野であるため、需要が高まっていくことが想定できるでしょう。
資格の種類⑥情報セキュリティスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリストは、その名の通り情報セキュリティの専門家として、セキュリティマネジメントの能力を証明する資格です。
難易度は、IPAが定める試験のレベルで最高レベル4に該当し、合格率は15%前後です。
セキュリティをレベルを高めたいと考えている企業にアピールできる資格となるでしょう。
IT転職は実務経験が大切
IT業界の転職は、資格も大切ですが資格以上に実務経験が大切になります。
エンジニアの仕事は専門知識を要するものが多く、どこの企業もエンジニア不足に悩んでいるのが現状です。
エンジニア不足で悩んでいる中で、求められる人材は、即戦力となる人です。
資格は知識を持っていることの証明にはなりますが、実務経験でしか得られないノウハウも多くあります。
実務経験を積みつつ、資格を取得することで転職の際の大きなアドバンテージになるでしょう。
IT資格は初心者にもおすすめ!エンジニアの資格を未経験から目指そう
IT初心者にとってIT資格は難しい資格が多いと印象を受けるかもしれません。
以下で、IT初心者にもおすすめな資格を紹介していきます。
初心者のおすすめ資格①ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基本的な知識を証明する資格です。
IT資格の入門編ということで出題範囲は広く浅く基礎を問われる試験となっています。
合格率は50%前後とIT系資格の中では高く、初心者でIT資格何を取ればいいのかわからないという方は、ITパスポートの取得を目指すのがおすすめです。
初心者のおすすめ資格②ドットコムマスターBASIC
ドットコムマスターは、NTTコミュニケーションズが実施している試験で、ICT(情報通信技術)スキルを証明する資格です。
BASICとADVANCEの2つのレベルがあり、BASICのほうは、学生、新社会人などのPC初心者に向けた資格となっているので難易度はそこまで高くありません。
ドットコムマスターの勉強を通して、インターネットについての基礎知識を身に着けることができるので初心者におすすめです。
また、インターネットに接続できれば24時間365日受検可能な試験となっています。
初心者のおすすめ資格③情報検定
情報検定(J検)は、文部科学省後援の検定試験で、ICT能力を証明する民間資格です。
情報検定には以下の3種類の試験があります。
- 情報システム試験
- 情報活用試験 3級/2級/1級
- 情報デザイン試験 初級/上級
難易度は低く、就職や転職に役立つかといわれるとほとんど役立つことはありません。
IT初心者が自分の実力を試すには、受験してみるのもよいでしょう。
初心者のおすすめ資格④CompTIA
CompTIAは、世界共通の認定資格で、200万人以上の方が取得しています。
日本語で受験できる試験は13種類あり、中でもCompTIA IT Fundamentals+認定資格が初心者にはおすすめです。
基本的なIT知識を問われる試験のため、世界にも通用する資格で初心者が受験するならCompTIAがよいでしょう。
Web開発の場合プログラミング言語の習得もおすすめ
資格取得とは異なりますが、Web開発に携わりたい場合、プログラミング言語を取得するのもおすすめです。
プログラミング言語は一度取得できれば、就職や副業でも有利に働くので優先して勉強するのがよいでしょう。
おすすめWeb言語①Java
Javaは日本でも長年使われ続け、案件数も多く人気のコンパイラ言語です。
Javaは「一度書けばどこでも動く」という特徴があり、一度書けば違う種類のコンピュータ上でも動きます。
Webアプリケーション、Androidアプリなど幅広いジャンルで使用されています。
Javaの取得難易度は高いですが、案件数も多く身につけていて損はないでしょう。
おすすめWeb言語②PHP
PHPは主にWebページの開発に使われるプログラミング言語です。
Webページの作成にはHTMLもありますが、PHPでは動的なコンテンツを作成することができます。
PHP特徴は、文法がわかりやすさです。
基本的な文法を覚えることで、プログラムを書くことができるため初心者にもおすすめのプログラミング言語です。
そしてPHPは、ネットに多くの情報が溢れています。
検索すればわからないことがあってもすぐに答えが見つかるでしょう。
おすすめWeb言語③JavaScript
JavaScriptはWebブラウザ上で動作するプログラム言語です。
JavaScriptはHTMLやCSSと組み合わせて使用することで、Webサイトにアニメーションを動作させることができます。
テキストエディタとウェブブラウザさえあれば、簡単にプログラムを実行できるので初心者も手軽に始めることができるでしょう。
そしてJavaScriptは、HTMLやCSSと併せて利用することが多いため、JavaScripを覚えるのであれば、HTML・CSSもセットで覚えておくのがおすすめです。
おすすめWeb言語④Python
Pythonは主に機械学習などのAI(人工知能)開発に使われるプログラミング言語です。
Pythonの文法はわかりやすく、初心者でも取得するのに難しくはないでしょう。
将来機械学習やAIの開発に携わりたいと考えている方は、Pythonを取得するのがおすすめです。
おすすめWeb言語⑤Swift
Swiftは2014年にAppleが発表したiOSアプリ開発向けのプログラム言語です。
iOSアプリの開発にはObjective-Cという言語が使用されていましたが、Swiftはシンプルなコードで開発初心者にも易しいプログラミング言語となりました。
iOSアプリの開発をしたいのであればSwiftを取得しておくのがよいでしょう。
ITエンジニアが資格を取るメリットは多い
ITエンジニアが資格を取得するメリットは以下の3つです。
資格取得のメリット①自身のスキルアップになる
資格を取得することで、自身のスキルアップに繋がります。
そして、資格取得のためには勉強し、知識を身に着ける必要があります。
資格を取得することができれば、知識の証明になるので新しい案件で働くチャンスを得られるようになるでしょう。
新しい案件で働くことで、さらなるスキルアップを目指せるでしょう。
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資格取得のメリット②会社によっては資格手当も得られる
資格を取得することで会社方資格手当を得られる場合があります。
資格手当の有無や内容は会社によって違いますが、資格手当がもらえれば、受験費用の出費を取り戻すこともできるでしょう。
また資格を取得することで役職が上がり、給与アップも期待できます。
会社の資格手当については事前に確認しておくようにしましょう。
資格取得のメリット③スキルの証明
資格のメリットといえば、スキルや知識の証明となることです。
ITエンジニアは、医師や教員のようになるための必須の資格というものは存在しません。
つまり、何の資格を持っていなくてもITエンジニアを名乗ることはできます。
しかし、資格を持っていなければ、あなたがどれほどITの知識やスキルを持っているか周りは分かりません。
会社で働くにしても、転職をするにしても自分のスキルをアピールするには資格を取得して証明するのがおすすめです。
資格や言語を取得するのにおすすめなプログラミングスクール
- DMM WEB CAMP|未経験からエンジニア転職4.89
未経験からプログラミングを学べるスクールとして、まずおすすめなのが「DMM WEB CAMP」です。
DMM WEB CAMPはゼネラルリサーチが行ったアンケート調査によると、未経験向けプログラミングスクールでNo.1を獲得した実績のあるスクールです。
講師は全員現役のエンジニアとなっているため、現場に活かせるプログラミング学習を進めていくことができます。
Webプログラミング関連のコースは、全部で4つのコースが用意されており、コースによっては実際にオリジナルのWebサービスを作成してWeb上に公開するところまで学べます。
コースの種類 はじめてのプログラミングコース、Webアプリケーションコース、PHP/Laravelコース、JAVAコース
コース料金 各コース共通して4週間で169,800円、16週間で334,800円
- TECH CAMP(テックキャンプ)|給付金で最大70%OFF4.10
自分の意志だけでは学習を継続できるか不安という場合は、「TECHCAMP」の利用がおすすめです。
TECHCAMPは、学習をやりきるための仕組みが整えられたプログラミングスクールです。
学習で躓いたところをオンラインで何度でも質問できるのはもちろんのこと、パーソナルメンターと呼ばれるプログラミング教育のプロが個別に面談や相談にも乗ってくれます。
場合によっては、仕事が忙しくてプログラミング学習の時間が取れないということもあるでしょう。
TECHCAMPでは、あなたの学習状況に応じてパーソナルメンターが臨機応変にカリキュラムを組み立ててくれます。
必ず学習を継続できる仕組みが整えられているため、誰でも安心して利用することが可能です。
コースの種類 エンジニア転職コース、プログラミング教養コース
コース料金 10週間で657,800円(毎日11~12時間、14日間返金保証、転職返金保証)
- GEEK JOBキャンプ|受講料0円&最短就職22日3.82
短期に集中してプログラミングを学びたいという人には、「GEEK JOB」の利用もおすすめです。
GEEK JOBでは、2ヶ月間という短い期間に集中してプログラミングを学ぶことができます。
言語に関してはJavaかRubyを選択し、その他開発環境によく使われる技術を中心にスキルを身に着けられます。
HTMLやCSSといったフロントサイド言語に加えて、eclipseやGithub、Jsonといったシステム開発に必須となるツールの使用方法も完全網羅可能です。
早い人では1ヶ月でプログラマーデビューを果たしている人もいるため、>やる気次第ですぐに副業案件を獲得することも目指せるでしょう。
コースの種類 プログラミング教養コース、プレミアム転職コース、スピード転職コース
コース料金 上記それぞれ217,800円、437,800円、無料
ITエンジニアが資格を取るためのおすすめ勉強法
ITエンジニアが資格を取得するためにおすすめの勉強方法を紹介していきます。
資格の勉強は何から始めたらいいかわからない、勉強しようと思っても続かないといった方は参考にしてみてください。
資格勉強法①通勤中はアプリで勉強する
時間を有効活用して勉強するには、通勤時間を使ってアプリで勉強しましょう。
iPhoneでもAndroidでも資格の問題集アプリが多くあるので、ダウンロードしておけば通勤中も勉強することができます。
通勤中に勉強することを習慣付ければ、継続して勉強することもできるでしょう。
ただし、無料版のアプリでは問題数が少なかったり、広告が多かったりするので注意が必要です。
有料版なら問題数も多く、広告もなくなるのでストレスなく勉強できるでしょう。
資格勉強法②実際にコーディングなどをしてみる
ITエンジニアがプログラミング言語の勉強をするなら、実際にパソコンを使ってコーディングしてみるのもおすすめです。
実際にコーディングをして、コードを動かすことでどんな動きをするか見てみることで、期待通りの動きをしなかった時、どこがうまく行かなかったかを調べて理解を深めることができます。
また、苦労して作成したコードが期待通りの動きをした時は、喜びも大きく勉強のモチベーションアップにもつながることでしょう。
資格勉強法③参考書や過去問集で対策する
資格の勉強方法として最もオーソドックスな方法ですが、参考書や過去問集を解くことで対策するのが有効です。
参考書で基礎学力を身に着けて、過去問を解いて実践的な試験対策をすることで、自信も付くでしょう。
そして、多くの資格試験では、過去問集に出てきた問題と同じような問題がいくつか出てきます。
過去問の経験値を貯めておくことで、本番の試験でも解答時間を短くできます。
過去問はできる限りたくさん解いて問題慣れしておくのがおすすめです。
ただし、似たような問題でも問題文をよく読み、ひっかけ問題などで間違わないように気をつけましょう。
ITエンジニア資格以外でおすすめの資格は?
ITエンジニア資格以外でおすすめの資格を紹介していきます。
IT系の資格以外に興味がある方は参考にしてみてください。
おすすめ資格①TOEICなどの語学資格
IT系資格以外でおすすめの資格は、TOEICなどの語学資格です。
英語能力を示す資格として有名なので、一度は受験したことのある方も多いのではないでしょうか?
英語は案件によって必要となることもありますし、英語ができるようになれば、分からないことについて調べた時、英語のサイトも参考にできます。
プログラミングに関する情報は、日本語サイトよりも英語サイトのほうが多いので、プログラミングの勉強にも役立てることが可能です。
おすすめ資格②中小企業診断士
中小企業診断士は、企業の経営戦略を考えたり、経営上の課題を解決するための進言をする中小企業への経営コンサルタントとしての能力を証明する資格です。
中小企業診断士の資格を取得するには、1次試験(マークシート・選択式試験)と2次試験(筆記・口述試験)に合格する必要があります。
合格率は3〜8%とかなり低いため、試験の難易度はかなり高いといえるでしょう。
しかし、取得難易度が高い分、中小企業診断士の資格を取得できれば、自分の市場価値を大幅に高めることができます。
エンジニアの仕事以外に、経営の仕事にも興味がある方は、取得を目指してみるのもおすすめです。
機械系エンジニアにおすすめの資格はある?
以下で機械系エンジニア向けのおすすめ資格3つと難易度について紹介していきます。
おすすめ資格①技術士
技術士は、全部で21部門に分かれており、各分野においての高い技術と専門知識を証明する資格です。
試験は1次試験と2次試験があり、2次試験を受けるには4〜7年の実務経験があることが受験資格となっています。
受験資格に実務経験が必要になるため、ほとんどの方が働きながらの受験となるでしょう。
2次試験の合格率は、10〜30%と受験ジャンルによって異なりますが、難易度がかなり高いことは間違いありません。
技術士の資格は、機械系エンジニアとして大きな武器になるため、取得を目指すのもおすすめです。
おすすめ資格②機械設計技術者試験
機械設計技術者試験は、一般社団法人日本機械設計工業会が実施している試験で、機械工学に関する知識や技術を証明する資格です。
機械設計技術者試験には、1級から3級に分かれており、3級は機械設計技術者としての初級レベルということで、経験の浅い新人や学生でも合格は可能な内容です。
合格率は、1級から3級まで30%前後となっています。
おすすめ資格③CAD利用技術者試験
CAD(Computer Aided Design)利用技術者試験は、建築や機械および製造業界で作図や設計の知識や技術を証明する資格です。
CAD利用技術者試験は、以下のように試験が分類されています。
- 二次元CAD技術者試験 基礎/2級/1級
- 三次元CAD技術者試験 2級/準1級/1級
機械系エンジニアは、機械の設計を行うこともあるので、CAD利用技術者試験を持っていると役に立つこともあるでしょう。
まとめ|ITエンジニアの資格ランキングは職種などによって変わる
ITエンジニアの資格は職種にもよりますが、全体的にレベルが高く合格するには相当な勉強が必要になります。
しかし、難易度が高い分取得することで、一気に自分の市場価値を高めることも可能です。
またプログラミング言語は、実務経験があれば、資格がなくても実力を認めてもらうことができるでしょう。
同様に転職の際も、資格よりも実務経験が重視される場合もあります。
資格の中には、受験するために実務経験が必要なものもあります。
そして、資格の勉強も実務経験を積むことができれば、理解も早まることでしょう。
働きながら資格取得に向けた勉強をするのは大変なことですが、勉強を習慣付けて資格取得できれば、キャリアアップして将来の可能性は大幅に広がります。
ITエンジニアとして働くのであれば、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?
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