コラーゲンの効果がないは嘘?論文をもとに摂取量など詳しく解説

コラーゲンの効果がないは嘘?論文をもとに摂取量など詳しく解説

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美容ライター&インフルエンサー。主にSNSで美容情報を発信し、インフルエンサー&美容ライターとして活動中。YouTubeは登録者数8万人&Instagramのフォロワー2.2万人(2021年8月現在)。日本化粧品検定の資格免許はこちら
コラーゲンを摂取しても意味がない?

コラーゲンは、人間の体を構成する重要なタンパク質の一つで、皮膚においては約70%を占めています。加齢や紫外線などのダメージによってコラーゲンが減少してシワや肌のたるみなどトラブルの原因になることが知られています。

最近では、肌トラブルを解決するのを期待してコラーゲンを配合した健康食品、サプリメントが数多く販売されているので疑問に感じる方もいるでしょう。

実は、近年ではコラーゲンの効果が見直されてきています。

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今回は、コラーゲンの効果があるとされる理由と摂取量について論文を元に解説していきます。
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コラーゲンが効果がないと言われる理由は?

コラーゲンが効果がないと言われる理由

コラーゲンは、皮膚だけでなく骨や軟骨、腱などの体を支える結合組織として重要な役割を果たしています。

コラーゲンは、主にタンパク質で構成されており、フカヒレや手羽先、牛スジ、豚足、煮こごりなどの食材に多く含まれています。

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コラーゲンを飲んでも効果がないと言われる理由としてコラーゲン自体がタンパク質というのがあります。

コラーゲンは体内に入るとアミノ酸に分解されるから

コラーゲンは、食物と同様に胃や腸で消化されます。消化酵素によって消化されたコラーゲンは、アミノ酸へと分解されます。

アミノ酸は人間にとって重要な栄養素の一つですが、コラーゲンを摂取したとしても肌にそのままコラーゲンとして利用されません。

また、コラーゲンは、体内に存在するタンパク質の約30%を占めています。コラーゲンを摂取して体内でアミノ酸へと分解された後、運よくコラーゲンとして合成されたとしても皮膚へと利用されるとは限りません。

これらの理由からコラーゲンを摂取しても意味がないという説が強く指示されてきました。

コラーゲンに効果がないとは言い切れない?

コラーゲンに効果がないとは言い切れない

コラーゲンを摂取してもアミノ酸に分解されるため意味がないとされてきましたが、近年の研究では、コラーゲンを経口摂取することで効果を得られる可能性があることを報告しています。

参考:皮膚や骨などの身体の重要な構成要素、コラーゲンに関する最新研究。

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コラーゲンを経口摂取することで肌トラブルに対して効果がある理由を解説していきます。

アミノ酸は肌の再生に役立つ

口から摂取したコラーゲンは、体内で消化されアミノ酸に分解されるため効果がないと思われています。しかし、コラーゲンはタンパク質の一種でアミノ酸で構成されています。

紫外線や乾燥によってダメージを受けた肌を再生させるためにはコラーゲンや皮膚の材料となるアミノ酸を消費する必要があります。

そのため、コラーゲンを経口摂取することで肌を作るために必要な材料を確保する効果が期待できます。

コラーゲンペプチドはグリシンやプロリンに分解される

コラーゲンを酵素などで分解したものをコラーゲンペプチドと呼びます。コラーゲンペプチドは、コラーゲンよりも細かいので水に溶けやすい性質があり、食品や化粧品にも広く使われています。

コラーゲンペプチドには、特徴的なアミノ酸であるグリシンやプロリンが多く含まれています。ラーゲン特有のアミノ酸であるグリシンやプロリンは、コラーゲンとして再利用される可能性が高いです。

コラーゲンの効果を掲載している論文は?

コラーゲンの効果を掲載している論文

コラーゲンの効果を報告している研究論文はいくつかあります。

コラーゲンを経口摂取することで肌への効果を示す根拠にもなります。

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こちらでは、コラーゲンに関する論文について解説していきます。

経口摂取したコラーゲンの皮膚への影響に関する論文

株式会社ファンケルが2011年に横浜市立大学と共同で行ったコラーゲン機能性研究では、経口摂取したコラーゲンペプチドが皮膚に届くことを確認しています。この研究では、コラーゲンペプチドを口から摂取した後、血液と皮膚のコラーゲンペプチド量を測定しています。

コラーゲンペプチドを摂取する前にはほとんど血液中にコラーゲンペプチドを検出できませんでしたが、摂取した後では高濃度に検出され、数時間後には元の状態に戻りました。

皮膚でも測定するとコラーゲンペプチドを摂取する前に比べて高濃度に検出されました。これらの研究によってコラーゲンペプチドを口から摂取しても血液中や皮膚へと届いていることが確認されました。

コラーゲンの皮膚角層水分量の改善に関する論文

明治製菓株式会社食料健康総合研究所で行われた研究では、乾燥などによる肌荒れを自覚している25〜45歳までの健康的な日本人女性を対象として魚鱗コラーゲンペプチド2.5gと5g 、10g、豚皮コラーゲンペプチド10g、デキストリンのグループに分けて4週間経口摂取してもらった後、皮膚の角質層の水分量の変化を測定する実験を行いました。

魚鱗コラーゲンペプチドは、摂取量が多くなるほどに角質水分量が増加する傾向にあり、5g以上の摂取で比較対象であるデキストリンと比べても明らかな増加が認められました。

しかし、豚皮コラーゲペプチドの摂取では乾燥状態に対して改善する場合もありましたが、デキストリンに比べて明確な効果は報告されませんでした。

コラーゲンの正しい摂取方法は?摂取量の上限はある?

コラーゲンの正しい摂取方法と摂取量の上限

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コラーゲンをどれくらい摂取すればいい?また、大量に摂取したら効果が増える?という疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。

そこで、正しい摂取方法や上限などを解説します。

コラーゲンは、大量に摂取したとしても美容に対して効果が増えるということはありません。

健康にいいとされている成分でも大量摂取をすることで健康を損なう可能性があるので注意が必要です。

参考:コラーゲンのNG摂取方法!!

コラーゲンを大量摂取することで起きる可能性がある影響と効率的な摂取方法を解説します。

推奨摂取量は5000mgから10000mg

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コラーゲンの推奨摂取量は、5000mgから10000mgだとされています。それ以上を摂取すると過剰摂取になる可能性があります。

最近では、コンビニやドラッグストアでもコラーゲンペプチドが配合されている健康食品やサプリメントが販売されているので手軽に入手できるので過剰摂取には注意が必要です。

食材中に含まれているコラーゲン量の目安としては牛スジが100g中に4980mg、ソーセージは100g中に1570mg、うなぎの蒲焼は100g中に5530mg含まれています。

肉や魚などの食材を意識して食事を摂ることでコラーゲンを体内に摂ることができます。

摂りすぎると太ってしまう可能性も

コラーゲンを摂取するとアミノ酸に分解されますが、一度に体内で利用されるアミノ酸の量には限界があります。

利用されずに余ったアミノ酸は、脂肪として蓄えられることがあります。

また、ペプチドが配合されているドリンクには、砂糖や果汁などで味付けらされているためカロリーもある程度あります。

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食事とのバランスを考えてコラーゲンを摂取した方がいいでしょう。

腎臓負担が大きくなりむくみの原因に

腎臓は尿を作る器官であり、血液中の老廃物を濾し取って尿として排泄する機能があります。血液中にはアミノ酸や糖などの体内に必要な栄養素もあり、尿として排泄しないように再吸収する機能もありますが、血液中のアミノ酸が増えると腎臓にも負担がかかります。

腎臓の負担が長期間続くと腎臓の機能が低下する可能性もあります。

腎臓の機能が低下すると体内で余った水分をうまく排出することができなくなり、むくみの原因になる可能性があるのでアミノ酸の摂取量には注意が必要です。

効果を期待するならフィッシュコラーゲンがおすすめ

明治製菓株式会社食料健康総合研究所で行われた研究では、魚の鱗由来のフィッシュコラーゲンが豚皮コラーゲンに比べると美容効果が期待できると報告されています。

美容への効果を期待するのなら、フィッシュコラーゲンを配合しているものがおすすめです。

コラーゲンに効果がないとは言えない!用量を守って摂取しよう

コラーゲンに効果がないとは言えない!用量を守って摂取しよう

コラーゲンは、口から体内へ摂取すると胃や腸でアミノ酸へと消化されるため美容には効果がないとされていました。しかし、アミノ酸は、紫外線や乾燥などでダメージを受けた肌の再生に使われる材料です。

また、コラーゲンには、特有のアミノ酸であるプロリンやグリシンが含まれているため消化によって、アミノ酸へ分解されたコラーゲンが再び肌の再生に使用される可能性が高いと言えます。

近年の研究では、コラーゲンは血液中をめぐって皮膚へと吸収されることがわかってきました。

そのため、コラーゲンが美容に対する効果ができますが、過剰に摂取すると弊害も生じます。さらに、コラーゲンを過剰に摂取することで腎臓に負担がかかったり、肥満に繋がったりする可能性があるので注意が必要です。

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コラーゲンの配合されている健康食品やドリンクを摂取するときには含有量を確認して摂取量に注意したほうがいいでしょう。
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