こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、留学に向いている人・向いていない人の特徴、留学する人の割合、留学先で人気の国を解説します。
また、留学する人は金持ちが多いのか、留学を最大限楽しむコツについても触れているので参考にしてください。
留学の向き不向きは重要?
留学を検討している人のなかには留学の向き不向きはそれほど重要なのか、気になる人も多いと思います。
留学の向き不向きの重要性や留学に不向きな場合の解決方法を解説します。
留学は時間もお金もかかるから重要
留学先や期間によりますが、3ヵ月〜半年留学するためには100万円以上の費用がかかることが多いです。
また、ビザ申請や入学手続き、滞在先の確保など留学にかかる準備期間は半年〜1年近くかかります。
これだけの時間とお金をかけて留学するのに、充実した留学生活を送れなかったらもったいないです。
そのため、留学の向き不向きを事前に確認しておき、留学に向いていない場合は解決策を考えておく必要があります。
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性格によっては海外生活に向かない人もいる
海外は自己主張が強い人が多く、自分から行動したり意見を求められることが多いです。
そのため、積極的に行動できない人や家に引きこもるのが好きな人は海外生活に向かない可能性があります。
また、自己主張ができないと自立していない・やる気がないと思われて損をすることもあります。
海外生活では好きなこと・嫌なことははっきり伝えるようにし、誰かにチャンスを取られてしまう前に行動できるよう意識することが大切です。
留学に不向きでも解決方法はある!
留学に不向きでも解決方法はいくつかあります。
留学に向いていないかもと心配な人は以下のことを実践しましょう。
- 海外生活をイメージして悩みそうな問題を事前に解決しておく
- 日本で外国人の友人を作る
- 短期留学から挑戦してみる
- 留学がすべてではないと肝に銘じておく
- 留学経験者から話を聞く
留学に対するすべての不安や悩みを解決することは難しいです。
まずは、留学に不向きな理由や自分の性格を見つめ直して、できるだけ楽しく留学生活を送れるように工夫しましょう。
留学に向いている人の特徴8つ
次の8つの特徴に当てはまる人は留学に向いています。
少しでも留学に興味があったり、海外生活をしてみたいと思った人は学校や留学エージェントに相談してみましょう。
環境の変化にすぐ対応できる人
環境の変化にすぐ対応できる人は留学生活において無敵です。
海外生活では予期せぬトラブルやハプニングに見舞われることも多いからです。
環境に合わせて適応していくことで留学の充実度も上がります。
日本では考えられないようなことが起こったとしても「日本と違って当たり前」と割り切って考えれば、自然と外国の文化も受け入れられるようになります。
一人でも積極的に行動できる人
留学で友人や知り合いができるまでは一人で過ごす時間も多いです。
そのため、一人でイベントに参加したり、食事をしたりできる人は留学に向いているといえます。
また、一人でも積極的に行動できると留学時間を有意義に過ごすことができ、留学生活の質が上がります。
一人で散歩に行ったり、新しい趣味を見つけたりなど、自分のやりたいことを積極的にしていきましょう。
自分の意見をはっきり言える人
留学では自分の意見をはっきり伝えることが大切です。
日本人は自己主張する人が少なく、周りに合わせようとする傾向が強いので外国人の主張の強さに圧倒されてしまう人も多いからです。
しかし、自分の意見をはっきり伝えないと嫌なことを強制されたり、悔しい思いをしてしまいます。
詳しい理由まで説明できなくても「好きか嫌いか」「やりたいかやりたくないか」など、YES・NOとはっきり言える人は留学に向いています。
細かいことを気にしない人
海外の生活習慣や文化は日本と違うので、日本ではありえないようなことも起こります。
海外でよくある生活習慣の問題として以下が挙げられます。
- 夜中まで音楽をかけている
- 共同スペースを綺麗に使わない
- 頻繁にホームパーティーを開く
- 冷蔵庫のものを勝手に使われる
- ハウスルールを守らない
本当に嫌なことは注意や相談をして解決することもできますが、すべてを気にしているときりがありません。
そのため、細かいことは気にせず多少は見ないふりができるほうが気楽に過ごせます。
留学の目的やビジョンが明確な人
留学の目的やビジョンが明確だと、挫折しづらくなります。
言語習得の道のりは長く終わりがないため、学習途中で目的を見失ってしまう人が多いからです。
また、留学の目的やビジョンが明確でないとだらだら過ごしてしまい、時間だけが過ぎていきます。
留学でやりたいこと、帰国後にどんな自分になっていたいかビジョンを決めておくと充実した留学生活を送れるようになります。
ストレスに強い人
知らない土地や慣れない環境での生活は想像以上にストレスが溜まります。
そのため、ストレスに耐久性があったり上手くストレスを解消できる方法を知っていることは、留学生活において重要です。
ただ、いきなりリラックス方法や気分転換になることを見つけるのは難しいので、まずは自分がして楽しい・幸せだと感じれることを見つけましょう。
ストレスに強くなれば、帰国後の進学や就職で困難にぶつかっても諦めずに取り組めるようになります。
偏見を持っていない人
留学では文化や習慣の違いなどに直面することが多いです。
そのため、偏見を持たず相手を理解して受け入れることができる人は留学に向いています。
また、留学生活ではさまざまな国の人と関わるので、自分ではなく相手から偏見や差別的な目で見られることもあります。
しかし、自分が偏見を持っていなければ相手がどんな対応をしてきても深く気にすることがないので、ストレスも感じにくくなります。
ポジティブ思考の人
辛い経験を悲観的に考えるのではなく、別の角度から楽観的に考えられるポジティブ思考の人は留学することで多くの学びを得られる可能性があります。
留学は慣れ親しんだ日本を離れて暮らすため、上手くいかなくて落ち込んだり不安になることが多くあるからです。
「間違えた」「失敗した」と考えるのではなく、「次はどうしたらいいか」「失敗から学べたことは何か」を考えれば次のチャンスに繋げられます。
また、ネガティブなことばかり考えてしまうと挑戦の一歩が出にくくなってしまうので、自分の能力を信じて行動すれば大変な留学にも楽しさを感じられるようになります。
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【要注意】留学に向いていない人の特徴7つ
次の7つの特徴に当てはまる人は留学に向いていない可能性があります。
留学先や通う学校によっては自分に合う留学プランを見つけることもできます。
まずは、自分がどの特徴に当てはまるか確認しましょう。
海外生活・外国語に苦手意識がある人
海外生活に極度の不安や苦手意識がある人は留学に向いていません。
また、留学先では毎日外国語を聞いて話すので、外国語に対する苦手意識が高いと留学生活が苦痛になります。
海外生活や外国語に苦手意識がある人は留学エージェントのカウンセラーに相談したり、留学前に英会話レッスンを受けてみましょう。
留学の不安や悩みを解消することで、留学に対する恐怖心が減り苦手意識をなくせるからです。
人に依存する人
留学では自分で決断したり、行動しなければいけない場面が多くあります。
そのため、人に依存する人や誰かに頼らないと行動できない人は留学に向いていません。
また、人に頼ってばかりでいると自分の行動に責任が持てなくなり、常に自信がない状態で生活することになります。
留学先には日本のように頼れる家族や友人はいないので、自立心を磨く訓練や自分の判断で行動できるよう意識することが大切です。
自分の許容範囲やルールを変えられない人
自分の許容範囲やルールを変えられない人は留学に向いていません。
海外では住む環境が異なるので生活に適応するために、異文化や習慣を理解して受け入れる努力が不可欠だからです。
そのため、許容範囲やルールを変えられない人が海外で生活するのは難しいです。
また、いつまでもルールに縛られていると我慢する自分が一番損をしてしまいます。
楽しい留学生活を送るためにもある程度の変化は受け入れるようにし、柔軟に適応できるようになることが重要です。
自制心が低い人
留学では友人と食事や飲み会に行く機会も多くあります。
しかし、留学の本来の目的は英語を勉強することです。
そのため、遊びや楽しいことばかりに意識が向いたり、自制心が低い人は留学に向いていません。
限られた留学期間で多くのことを学べるよう、遊びと勉強にメリハリをつけて過ごすことが大切です。
恥を捨てる勇気がない人
留学では伝えたいことが上手く伝わらなかったり、英語の発音が下手など、恥ずかしいと感じる経験もたくさんします。
しかし、恥を捨てる勇気を持たないといつまでも上手くなりません。
まずは、小さなことから挑戦してみて、失敗を恐れない人になりましょう。
恥を捨てて努力することで、留学でしか体験できない経験や将来の糧になる力が身につきます。
情報収集が不得意な人
留学中の情報収集はかなり重要です。
テレビやネットのニュースは英語ばかりで理解しづらく、生活で必要な情報や重要な情報は自分で見つけないといけないからです。
また、イベント告知や有益な情報はネット上で紹介されていることも多く、上手く情報収集することで思いがけないチャンスが巡ってくる可能性もあります。
海外ではFacebookやMeetupなどにイベント情報が多く掲載されているので、こまめにチェックするのがおすすめです。
語学学習以外に留学目的がない人
語学学習以外に留学目的がない人も留学に向いていません。
勉強以外の目的がないと英語学習が苦しくなったり、辛く感じた時に挫折しやすくなるからです。
イベントに参加したり、ボランティアや友達作り、アルバイトなど勉強以外の目的を立ててみましょう。
また、スポーツクラブやバンドなどに参加して、現地の人や留学生と交流するのも交友関係や人脈を広げられるのでおすすめです。
留学する人の割合はどれぐらい?
独立行政法人日本学生支援機構が実施した「2021年度 日本人学生留学状況調査」によると日本人留学生は10,999人でした。
新型感染症の影響で一時は留学者数が大幅に減少していましたが、入国制限措置やワクチン接種の進展により回復傾向にあります。
また、グローバル化にともない学生や社会人の留学ニーズはこれからも増加していくといわれています。
英語スキルの習得はもちろん、国際人として幅広い経験や知識を得るために留学はおすすめです。
留学先で人気の国はどこ?向いてる国は?
日本人に人気の留学国や国選びの基準を解説します。
日本人に人気の留学国トップ5
日本人に人気の留学国は次の5つです。
国ごとの特徴や人気の理由などを解説します。
留学を検討している人やどんな国に留学するか悩んでいる人はぜひ、参考にしましょう。
- カナダ
- アメリカ
- オーストラリア
- フィリピン
- 中国
カナダ
カナダで使われる英語は訛りやアクセントが少ないので、英語を学ぶのに最適です。
また、カナダは世界中からたくさんの留学生が来るので、語学学校や留学プログラムが充実しています。
さらに、カナダには移民プログラムもあるので、基準を満たせば海外移住を目指すことも可能です。
ビザの種類 |
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おすすめの留学プログラム |
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おすすめの人 |
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アメリカ
アメリカは大学やコミカレ、語学学校などが充実しているので、自分に合う留学プランを見つけやすいです。
さらに、ダンスや音楽、スポーツなど専門的な学べる留学プログラムも揃っているため専門分野を極めたい人にもおすすめです。
ただ、住む地域によって物価が高かったり治安が悪い場合があるので、留学先を選ぶ際は注意しましょう。
ビザの種類 |
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おすすめの留学プログラム |
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おすすめの人 |
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オーストラリア
オーストラリアは気候も穏やかで英語圏のなかでも治安がいいので、はじめて海外留学する人におすすめの国です。
また、オーストラリアのワーキングホリデービザは条件さえ満たせば、2年もしくは3年延長できるので長く滞在することも可能です。
さらに、オーストラリアはアメリカやカナダに比べて日本から近い距離にあります。
そのため、一時帰国がしやすく、時差も1時間しかないので急に日本へ帰る用事ができても安心です。
ビザの種類 |
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フィリピン
フィリピンは物価が安いので、欧米に比べて3分の1ほどの費用で留学できます。
また、日本と近い文化や風習がある国なので日常生活や食文化のギャップが少なく、日本人にとって住みやすい国です。
ただし、ネット環境や交通状況が悪いなどインフラが整っていない地域もあるので、多少の不便さはあります。
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おすすめの留学プログラム |
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中国
中国は世界中から多くの留学生が来るので、幅広い国籍の人と関わりたい人におすすめの国です。
また、中国語は英語に次いで需要が高い言語なので、習得すれば重宝される人材になれます。
さらに、中国は日本から距離が近いので一時帰国がしやすく、世界三大料理である中国料理を気軽に楽しめるので食生活に困る心配はありません。
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おすすめの留学プログラム |
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おすすめの人 |
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国選びの基準やおすすめ国の診断などある?
基本的にはどの言語を学びたいか、留学にかけられる予算などを考えてから国を選ぶのがおすすめです。
また、女性一人で留学する場合は留学先の治安の良さも必ず確認しておきましょう。
留学エージェントのSchool Withには留学主要8ヵ国から自分の志向に合う国をおすすめしてくれる「オススメの国診断」というサービスがあります。
留学先を決めていない人やどの国が自分に合うかわからない人はぜひ、利用してみましょう。
多国籍な国だったらカナダ留学やアメリカ留学がおすすめ!
多国籍な国で英語を学びたい人はカナダ留学もしくはアメリカ留学がおすすめです。
世界中から英語を学ぶために留学生が訪れるからです。
また、カナダとアメリカは移民で来ている人も多いので幅広い国籍の人と関わったり、文化や習慣も学べます。
生活環境や食生活は日本と異なりますが、王道の留学がしたい人はカナダ留学・アメリカ留学がおすすめです。
留学する人は金持ちが多い?
結論からいうと、留学する人は富裕層である場合が多いです。
できるだけお金をかけず留学することも可能ですが留学先や留学期間、通う学校などはどうしてもお金が関係してきます。
そのため、富裕層ほど留学している人が多いのが現状です。
また、富裕層は家族で留学先に移住していたり、親戚が海外に住んでいることも多いので、留学するチャンスが多いことも理由として挙げられます。
自分次第!留学を最大限楽しむコツ
留学に向いていない人の特徴に当てはまっても落ち込む必要はありません。
留学に向かない性格なのであれば、考え方を変えたり楽しめる方法を見つけるだけで十分留学を満喫できるからです。
留学を最大限に楽しむコツは次の3つです。
興味を持ったことになんでも挑戦する
新しいことをはじめたり、やったことがないことに挑戦するのは勇気が必要です。
しかし、失敗を恐れていてはせっかくの貴重な留学が何もしないまま終わってしまいます。
まずは、興味を持ったことになんでも挑戦しましょう。
気になっている場所へ行ったり、楽しそうだなと感じたことをしてみるだけでいいです。
挑戦に失敗したとしても帰国後に日本で恥になることはないので、まずは「やってみること」だけ意識しましょう。
やりたいことや目標を周りに話す
やりたいことや目標を周りに話すことで、自分の発言に責任を持てるようになり実行力が増します。
また、周りの友人や知人が自分の目標を応援してくれる場合もあるので、やりたいことは公言すると叶いやすくなります。
やりたいことや目標がすぐに思いつかない人は留学中にどんな経験をしたいか、帰国後にどんな自分になりたいか書き出してみましょう。
イメージすることで具体的な目標を見つけやすくなるからです。
頑張りすぎず程よく息抜きする
留学中、すべてを一人で頑張ろうとするとストレスが溜まり、モチベーション低下の原因になります。
時には周りの人に頼ったり、助けを借りながら過ごすことも大切です。
また、留学では日常生活でストレスが溜まることも多いです。
そのため、たまに日本食を食べたり日本の家族や友人と会話するなど、程よく息抜きをしましょう。
【まとめ】留学する人の特徴に当てはまらなくても問題なし!
何事にも向き不向きがあるように、留学にも向いている・向いていないは存在します。
しかし、留学に向いていなくても心構えや考え方を変えるなど、自分が変わろうとすれば留学向きに転換することも可能です。
留学に向いている人の特徴を真似したり、取り入れればいいんです。
「留学に向いていないから無理だ」と諦めるのではなく、どのような特徴・性格が留学に向いていないのかを知り、考え方や生活を変えられるよう努力することからはじめましょう。