こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、留学エージェントなしで留学するメリット・デメリット、留学エージェントを利用しない留学準備の進め方を解説します。
また、留学エージェントと留学コンサルティングの違い、無料で利用できる留学エージェントの人気ランキングについても触れているので参考にしてください。
そもそも留学エージェントは何をしてくれる会社?
留学エージェントのサポート内容やどんな人におすすめかを解説します。
留学エージェントを利用するか悩んでいる人やサポート内容を確認してから利用を決めたい人はぜひ、参考にしましょう。
留学エージェントの主なサポート内容
留学エージェントで受けられるサポート内容を以下にまとめました。
- 留学相談や進路カウンセリング
- ビザ申請のサポート
- 学校の紹介・入学手続き代行
- ホームステイ・寮の手配
- 航空券の案内
- 海外留学保険の手配
- 空港送迎サービス
- 現地での怪我・病気などのトラブル対応
- 日本語対応可能なクリニックの紹介
- 学校・ホームステイの変更対応
- 帰国後の就職支援
- 永住権取得に関するサポート
出発前から帰国後まで、さまざまな留学サポートを利用できます。
また、留学エージェントによっては留学プログラム費もしくは授業料やホームステイ費だけを支払えば、上記のサポートを無料で受けられる場合もあります。
留学エージェント利用はどんな人におすすめ?
次の特徴に当てはまる人は留学エージェントを利用したほうがスムーズに留学準備を進められます。
- 自分の英語力に自信がない
- 翻訳ができない
- 英文でメール・電話対応ができない
- 情報収集が苦手
- 優柔不断な性格
- トラブルが起こるとパニックになる
渡航前の準備も大変ですが、現地に到着してからの生活のほうがもっと苦労します。
そのため、留学準備で時間や労力を使ってモチベーションが下がらないためにも、上記に当てはまる人は留学エージェントの利用を検討するのがおすすめです。
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留学エージェントと留学コンサルティングはどんな違いがある?
留学について調べていると留学エージェントと留学コンサルティングの2種類を見かけることも多く、違いをよく理解してない人もいます。
留学エージェントと留学コンサルティングそれぞれの特徴や違いを解説します。
留学エージェントの特徴
留学エージェントは留学に関するアドバイスをしてくれたり、手続き代行のサービスを受けられる会社です。
留学エージェントには次の5つの特徴があります。
- 無料と有料がある
- 既存の留学プラン以外のアレンジは難しい
- 人気の語学学校・大学を紹介してもらえる
- 入学手続き・ビザ申請を代行してくれる
- 留学準備から帰国後までサポートしてもらえる
留学に必要なサポートを受けられる反面、決められた留学プランのなかでしか選べないことが多いです。
留学コンサルティングの特徴
留学コンサルティングは一般的な留学サポートを受けるというより、自分に合う留学プランをリサーチ・提案してくれる会社です。
留学コンサルティングには次の6つの特徴があります。
- 学歴・職歴・英語力などを考慮した留学プランを提案
- 希望条件に合う学校をリサーチ・リスト化
- 候補校の選定コンサルティング
- 英文履歴書・エッセイ・課題の作成サポート
- 推薦状の代筆
- 法人向け留学プログラムの提案
留学エージェントのサポート内容にはない英文履歴書や提出用エッセイ、課題のアドバイスや添削も対応してもらえます。
留学コンサルティング会社
留学コンサルティング会社は以下の3つです。
個人手配もあり?留学エージェントなしで留学するメリット
留学エージェントなしで留学するメリットは次の3つが挙げられます。
自由に留学プランを決められる
留学エージェントなしで留学する最大のメリットは、自由に留学プランを決められることです。
留学エージェントにはさまざまな留学プランが用意されていますが、アレンジ度はほぼゼロに等しいです。
優柔不断な性格で決められた内容のなかから選ぶほうが楽だと感じる人もいますが、完全オリジナルで留学を決めたい人も多いです。
学校や滞在先、保険、航空券など、すべてを自分流にアレンジできると留学の満足度もアップします。
留学費用を抑えられる
サポート料が無料の留学エージェントも多くありますが、記載していないだけでプラン料金のなかに手続き代行の手数料などが含まれています。
そのため、自分で直接手配するより若干料金が高くなっていることが多いです。
また、留学プランのなかに必要がないサポートが含まれていて利用しなかったとしても、料金は変わりません。
留学エージェントなしで留学すれば、授業料や滞在費など実質かかる分しか払わなくていいので留学費用を抑えられます。
「留学エージェントの費用はいくらかかる?」「手数料無料の留学エージェントはどういう仕組み?」「留学エージェント費用を安く抑える方法はある?」こんな悩みを抱えていませんか?この記事では、留学エージェントの費用相[…]
トラブルへの対応力が身につく
自分で手配する留学にはトラブルがつきものですが、確実に対応力を鍛えられます。
トラブルに自ら対処することで、さまざまな学びを得られるからです。
また、失敗することで気をつけようと意識できたり、トラブル回避の術も学べます。
トラブルに巻き込まれないことがベストですが、対応力を鍛えれば帰国後の進学や就職でも活かせるのでポジティブに捉えましょう。
留学エージェントを使わないとどうなる?留学エージェントを通さないデメリット
留学エージェントを通さないデメリットは次の3つが挙げられます。
留学準備に時間がかかる
留学には学校やビザ情報を調べたり、ホームステイ先への問い合わせなど想像以上にしなければいけない準備がたくさんあります。
留学エージェントを通さなかった場合、必要な手続きを自分一人で対応しなければいけません。
そのため、驚くほど留学準備に時間がかかり、渡航前の英語学習や日本でしておきたかったことができない可能性が出てきます。
また、留学がはじめての人は何を基準に学校やホームステイ先を選んだらいいのかわからず、必要以上に時間がかかる場合も多いです。
手配漏れやトラブルが増える
留学エージェントを通さず自分で手配した場合、手配漏れやミスがあってもすべて自己責任です。
また、ミスが起こっても対処方法がわからなかったり、現地の人とのやり取りに苦労することもあります。
さらに、ビザ申請で不備があれば再申請に時間がかかり、予定していた留学日に渡航できなくなる可能性もあります。
そのため、翻訳ができない人や手続きに不安がある人は、利用料金を払ってでも 留学エージェントを利用するのがおすすめです。
困ったことが起こっても相談できない
困ったことが起こっても相談できる相手がいないのは最大のデメリットといえます。
周りに留学経験者がいたとしてもプロではないので、適切なアドバイスは期待できません。
留学エージェントに在籍しているカウンセラーの多くは、数々の留学案件を担当してきた留学のスペシャリストです。
プロのカウンセラーに相談することでトラブルをスムーズに解決できたり、悩みを解消できるので留学に対する不安も減らせます。
サポート料無料!留学エージェントの人気ランキング
サポート料無料の人気留学エージェントは次の7つです。
スマ留
スマ留は無料サポートが受けられるうえ、一般的な留学と比べて最大半額の費用で留学できる特徴があります。
格安すぎてサポートの質が悪いのでは?と感じる人もいますが、スマ留では以下の方法を使って格安留学を提供しています。
- 語学学校の空き時間・場所を活用した留学プラン
- 留学エージェントへの手数料なし
- 自社での学校建設・維持・運営をしない
- サポート料金が無料
- 必要なサービスをパッケージ化
また、スマ留には英語学習サポートやカウンセリング、ホームステイ先の紹介などもプラン料金に含まれているので、格安で留学サポートを利用できます。
おすすめポイント |
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公式サイト | https://smaryu.com |
会社名 | 株式会社リアブロード (Re-abroad INC) |
所在地 | 東京都渋谷区代々木2丁目11-17 ラウンドクロス新宿6階 |
利用者数 | 年間5,000人以上 |
サポート対応国 |
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留学スタイル |
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留学ジャーナル
留学ジャーナルは50年以上の歴史がある高い信頼度を誇る留学エージェントです。
世界11ヵ国、約6000校の学校情報があるので、自分に合う留学先・学校を見つけられます。
また、はじめての海外留学でも安心して過ごせるよう24時間体制でスタッフが対応しており、帰国後の就職相談もできます。
おすすめポイント |
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公式サイト | https://www.ryugaku.co.jp |
会社名 | 株式会社 留学ジャーナル |
所在地 | 東京都新宿区信濃町34 JR信濃町ビル 6階 |
利用者数 | 21万人以上 |
サポート対応国 |
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留学スタイル |
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ラストリゾート
ラストリゾートは国内外に多数のオフィスがあり、きめ細やかなサポートを受けられる留学エージェントです。
利用者からの満足度評価も高く、学校の入学手続きからビザ申請、ホームステイ・海外保険の手配まですべて無料で利用できます。
また、観光庁に旅行業第一種として登録されている留学エージェントなので安心して利用できます。
おすすめポイント |
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公式サイト | https://www.lastresort.co.jp |
会社名 | 株式会社ラストリゾート |
所在地 | 東京都品川区東品川2-3-12 シーフォートスクエアセンタービルディング 10F |
利用者数 | 11万人以上 |
サポート対応国 |
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留学スタイル |
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留学タイムズ
留学タイムズは世界45カ国、5,000校以上の紹介実績を誇る大手留学エージェントです。
大手旅行会社HISと提携して留学サービスを提供しており、航空券つきのお得なパッケージプランを利用できます。
さらに、一般的な語学留学以外にもジュニア留学、スポーツ留学、エンジニア留学など、幅広い留学プランが用意されています。
おすすめポイント |
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公式サイト | https://ryugaku.net |
会社名 | 株式会社 国際教育交流センター |
所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-8 サウスゲート新宿ビル1階<H.I.S語学研修デスクカウンター> |
利用者数 | ー |
サポート対応国 |
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留学スタイル |
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ECC海外留学センター
ECC海外留学センターは大手英会話スクールのECCが運営している留学エージェントです。
最短1週間から短期留学できるプランや職種体験、シニア向け留学など豊富な留学プランを利用できます。
また、出発前と帰国後にECCスクールで英語レッスンを受けられるので、渡航前からしっかりと学習習慣を身につけられます。
おすすめポイント |
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公式サイト | https://www.lets.ecc.jp |
会社名 | ECC海外留学センター |
所在地 |
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利用者数 | ー |
サポート対応国 |
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留学スタイル |
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留学情報館
留学情報館は無料でサポートを利用できるうえ、授業料の最安値保証が特徴の留学エージェントです。
また、LINEを使って留学相談や留学準備のやり取りができるのでとても便利です。
さらに、留学中にホームステイ先や学校とトラブルがあっても、すべて無料でサポートしてもらえるのではじめて留学する人でも安心して利用できます。
おすすめポイント |
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公式サイト | https://www.ryugaku-johokan.com |
会社名 | 株式会社留学情報館 |
所在地 |
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利用者数 | 2万人 |
サポート対応国 |
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留学スタイル |
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ウインテック留学センター
ウインテック留学センターは4度も「アジア最優秀留学エージェント」を受賞している優秀な留学エージェントです。
キャッシュパスやSIMカード、国際学生証の案内など、留学生活で便利なアイテムや情報まで丁寧に案内してくれるので、はじめての海外生活でも安心して留学を任せられます。
また、仕事の斡旋などのキャリア支援にも力を入れている留学エージェントなので、帰国後の進路までサポートを受けられます。
おすすめポイント |
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公式サイト | https://www.wintechjapan.com |
会社名 | 株式会社ウインテック(WINTECH,INC.) |
所在地 |
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利用者数 | ー |
サポート対応国 |
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留学スタイル |
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悪質な留学エージェントもあるから注意!
丁寧なサポートをしてくれる留学エージェントも多く存在しますが、留学エージェントのなかには高額なサポートを請求したり、粗末なサービスを提供する会社もあります。
貴重な時間とお金を無駄にしないためにも、悪質な留学エージェントを見抜く方法を参考にしましょう。
悪質な留学エージェントを見抜く方法
悪質な留学エージェントには以下のような特徴があります。
- サービス内容を細かく案内しない
- 見積もりがざっくりしている
- メールや電話のレスポンスが遅い
- 担当者となかなか連絡がつかない
- 特定の学校ばかり勧めてくる
留学生の気持ちに寄り添ってサービスをしてくれる留学エージェントは、上記のような対応はしません。
そのため、少しでも怪しいなと感じたり、不安に思ったら利用しないようにしましょう。
高校留学はエージェントなしでもできる?
自然な英語力を身につけることを目的に高校留学を検討する人が多いです。
留学エージェントなしで高校留学ができるのか、どのような準備が必要なのかを解説します。
留学エージェントなしでも手配可能
留学エージェントなしでも高校留学の手配は可能です。
ただし、入学条件の確認や必要書類の準備、学校とのやり取りをすべて自分で対応しなければいけません。
また、滞在先として利用するホームステイやシェアルームも自分で見つけては手配する必要があります。
そのため、日常英会話レベルの英語力が求められます。
簡単な英語しか話せない人やコミュニケーションを取るのが難しい人は、手配漏れやミスに繋がるので自分で手配するのは避けましょう。
どのような準備が必要?
高校留学は次の手順で準備していきましょう。
- 交換留学もしくは私費留学かを決める
- 単位認定ついて確認する
- 留学先の候補を選ぶ
- 短期留学もしくは長期留学かを決める
- 必要な留学費用を調べる
- 入学条件を調べる
- 入学申請
- パスポート取得・ビザ申請
- ホームステイもしくはシェアルームの手配
- 海外旅行保険の手配
通っている高校によっては学校が用意している留学プログラムを利用する方法もあります。
高校留学を検討したら、まずは担任教師や学年主任へ相談してみましょう。
また、現地到着後は上記以外にも現地の携帯電話を手配したり、銀行口座の開設など、身の回りの生活を整える準備も必要です。
留学エージェントなしでワーホリはできる?
留学エージェントは利用料がかかるので、エージェントを利用せずワーホリをしたい人と考える人も多いです。
留学エージェントなしでもワーホリは可能なのか、エージェント利用なしのワーホリ費用を解説します。
自分手配でワーホリも可能?
結論からお伝えすると留学エージェントを使わず、自分でワーホリを手配することは可能です。
英文を理解でき、海外の人とのメールや電話などのやり取りができる人はワーホリに限らず、大学留学も留学エージェントなしでできます。
留学はプロの団体や業者に依頼しなくても、基本的にすべて自分で手配できるからです。
ただ、書類準備や確認事項の確認もすべて自分で対応しなければいけないので、手間と時間がかかることは留意しておきましょう。
エージェント利用なしの場合のワーホリに必要な費用
3ヵ月のカナダ留学で留学エージェントを利用した場合の費用とエージェント利用なしの場合の費用を以下にまとめました。
実際にかかる金額に近くするため、留学エージェントが提供している留学プランの条件に合わせて必要な費用を算出しています。
また、留学エージェントのプラン料金には学習サポートやカウンセリング、入学手続きなどのサポート料金も含まれています。
留学エージェントを利用しない場合 | 留学エージェントを利用する場合 | |
授業料 | $370〜460 (日本円:約40,000〜50,000円) ※学校によって異なります | 約700,000円〜 (入学金・授業料・教材費・滞在費(シェアハウス)を含む) |
入学金 | $170〜180 (日本円:約18,000〜20,000円) ※学校によって異なります | |
教材費 | $120 (日本円:約13,000円) ※学校によって異なります | |
滞在費(ダウンタウン郊外のシェアハウス) | 約150,000円 (1ヵ月あたり50,000円の場合) | |
合計金額 | 約221,000〜233,000円 | 約700,000円〜 |
レート:1カナダドル109.18円の場合
留学で必要な手続きをすべて自分で手配すれば、かなり留学費用を節約できます。
留学エージェントを利用しない留学準備の進め方
留学エージェントを利用しない留学準備の進め方を解説します。
自分だけで留学準備をする場合は学校選定や入学手続き、ビザ申請など、予想以上に時間がかかってしまうことも多いので、余裕を持って準備しましょう。
語学学校・大学を調べる
留学準備のなかでも語学学校や大学の選定は非常に重要です。
留学目的や自分のレベルに合っていない学校を選んでしまうと、時間とお金をかけて留学しても最大限の効果を得られないからです。
まずは、留学でやりたいこと・学びたいことをリストアップし、自分の留学プランに合う学校を見つけましょう。
語学学校や大学の情報は留学エージェントのサイトや留学本などで調べることができます。
語学学校・大学情報を調べられる留学エージェント
おすすめの留学本
入学手続きの問い合わせ・申し込み
通いたい学校が決まったら、入学に必要な手続きや入学日について問い合わせましょう。
語学学校の場合は毎週入学できるところが多いですが、学期制の学校は上期・下期で入学日が決まっているからです。
情報収集不足で無駄に留学時期を延期しないためにも、入学時期から逆算して約3ヵ月前に手続きを済ませておくと安心です。
また、学校によってはオンラインで入学申請ができる場合もあるので、学校情報を調べる際によく確認しておきましょう。
ホームステイ・シェアルームの申し込み
海外でホームステイを利用する場合、次の3つの方法から選べます。
- 学校の申し込みと一緒に手配する
- 現地エージェントやホームステイサービスを提供している業者へ申し込む
- インターネットから自分でステイ先を見つけて手配する
一般的には学校の申し込みと一緒に手配する留学生が多いです。
学校からホームステイ先を紹介してもらうほうが安心かつ、自分で探したり手配する手間が省けるからです。
シェアルームを利用する場合は、インターネットを使って自分で探す方法しかありません。
留学先として人気の国は日本人向けの掲示板や情報サイトがあるので、メールなどで問い合わせて手配しましょう。
パスポートの取得・ビザ申請
パスポート申請は必要書類を準備したり、受け取りまでに時間がかかるので早めに手続きするのがおすすめです。
また、ビザの取得も国によっては3ヵ月〜6ヵ月近くかかることもあります。
そのため、申請書類の準備が整い次第手続きをしましょう。
ビザ申請に必要な書類例
ビザ申請には以下の書類が必要です。
- 有効期限内のパスポートのコピー
- 証明写真(国によって規定サイズがあるので要確認)
- 入学許可証
- 学費支払い済みの領収書もしくは証明書
- 英文の銀行残高証明証
- 戸籍謄本
- 最終学歴を証明する卒業証書・学歴証明書
卒業証明書や学歴証明書は卒業校から取り寄せるのに時間がかかることもあるので、必要書類に入っている場合は早めに問い合わせましょう。
航空券の手配
航空券は留学の2〜3ヵ月前を目安にチケット状況や値段を確認してきましょう。
渡航時期によって値段が大きく変動するからです。
また、留学先までの直行便がない場合もあるので、直前になって慌てないためにも行き方は前もって確認しておきましょう。
航空券を安く購入するコツ
- ゴールデンウィーク・クリスマスシーズンを避ける
- 月初めより月半ばを選ぶ
- 金曜を除く平日便を利用する
- 夕方便や深夜便を利用する
- 経由便を選ぶ
海外保険の手配
海外保険は申し込みから支払いまでスムーズに手続きできる場合が多いので、出発日から1ヵ月以内の手配で大丈夫です。
ただし、申し込む保険のプランはよく検討しましょう。
海外では予期せぬトラブルに巻き込まれたり、慣れない環境で体調を崩してクリニックや病院を利用することも多いからです。
おすすめの海外留学保険会社は次の5つです。
留学資金の口座管理
留学資金は2つ以上の銀行口座で管理しましょう。
留学先や滞在場所によってはキャッシングサービスやクレジットカードの利用が制限される場合があるからです。
そのため、留学資金は2つ以上の口座で分けて管理しておくと安心です。
また、銀行によっては海外から金融取引ができるように事前手続きを求められる場合があります。
出発直前や渡航後に焦らないためにも、留学が決まったら早めに銀行窓口へ相談に行きましょう。
転出届の提出
海外に1年以上行く場合、役所で転出届を提出する必要があります。
留学終了後は日本に帰国するからと、うっかり手続きを忘れてしまう留学生も多いですが転出届を提出すると以下のメリットがあります。
- 住民税・健康保険の支払い義務がなくなる
- 年金は任意加入になる
住民票がない人は住民税・健康保険の支払い義務がなくなるので、留学期間中の支払い分を節約できます。
また、年金も任意加入になるので少しでも費用を抑えたい人は、留学期間中だけ年金を脱退することも可能です。
荷造り
荷造りは出発の2週間前を目安に進めましょう。
飛行機に持ち込める荷物は重量が決まっているので、現地で必要なものを持って行くためにも早めに準備をしておくと安心だからです。
また、留学から数ヵ月後に必要になる季節物の服やすぐには使わない消耗品などは、国際郵便を使って送るのがおすすめです。
ただし、送り先によっては国際郵便で送れないもしくは持ち込みが禁止されているものもあるので、荷物を送る際はよく確認しましょう。
ミスなく留学準備を進める3つのコツ
ミスなく留学準備を進めるコツは次の3つです。
①情報収集やプラン計画は念入りに進める
時間とお金をかけて留学しても情報収集が足りないことで、充実した留学生活を送れなかったという失敗談も多いです。
留学の可能性を広げるためにも、留学後になりたい姿を想像しながら情報を集めていきましょう。
また、限られた時間の中で留学を成功させるためにも、留学プランをしっかり計画することは重要です。
留学経験を就職や転職に活かしたい人は語学学習と並行してインターンシップやアルバイトなどを経験するのがおすすめです。
②余裕を持ってビザを申請する
海外のビザは申請条件や利用できる範囲が突然変更されることも多いです。
また、留学先によっては再申請を受付けてもらえなかったり、ビザ利用に年齢制限が設けられている場合もあります。
そのため、ビザを申請する際は申請条件をよく確認したうえで、余裕を持って手続きしましょう。
英語翻訳に自信がない人や漏れなく一度で申請を終わらせたい人やは、ビザ申請のみ留学エージェントを利用することも可能です。
③バックアッププランを用意しておく
想定外の事態で留学準備が滞らないためにも、バックアッププランを用意しておくと安心です。
たとえば、通いたい学校に入学申請をしても申請中に定員数に達していて通えなかったり、学校の都合で入学を断られることもあります。
この場合の対処法として、学校を2つもしくは3つリストアップしておくと、手続きが進まなかったとしても焦る心配がありません。
海外では常に自分主体で行動する人は多いので留学準備の段階から自分主体で進めるスタイルでいると、海外生活でハプニングが起こっても柔軟に対処できます。
まとめ
留学エージェントなしで留学するメリット・デメリット、留学エージェントを利用しない留学準備の進め方を解説しました。
結論、留学エージェントなしで語学留学や大学留学、ワーキングホリデーを手配することは可能です。
ただし、英語が読めなかったり、現地へのメールや電話対応ができない人が自分で手配するのはかなり難しいです。
まずは、利用したいサポートがあるか、留学エージェントに使える予算を確認し、留学エージェントを利用する・しないを決めましょう。