20代で海外駐在を実現したい!興味や憧れを具現化する具体的な方法を紹介

海外駐在を検討しようとしたとき、

「海外駐在に20代で目指すことは可能なの?」

この記事では、そんな悩みを抱えている20代の海外駐在希望者に向けて解説します。

最後まで読むことで、あなたのような20代が海外駐在が現実的なものなのか理解できるでしょう。

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20代で海外駐在することは可能!年齢を気にせず海外赴任したいを実現する方法

20代で海外駐在することは可能!年齢を気にせず海外赴任したいを実現する方法

海外駐在は、まだキャリアを充分に形成していない20代の若者でも経験できます。

なぜなら海外駐在に年齢制限はないためです。

20代の若者でも、自ら海外駐在の機会がある業種や企業に入社すれば、早いうちから海外で働くことが可能です。

はじめに、20代の内から海外駐在するための方法を3つご紹介します。

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グローバル企業に就職して海外駐在を目指す

海外拠点があるグローバル企業に就職することで、海外駐在の夢を叶えられる可能性があります。

グローバル企業とは、有名どころで言えば、アメリカ合衆国に本拠地を置くAppleやAmazon、ドイツに本拠地を置くメルセデス・ベンツなどが挙げられます。

日本のトヨタ自動車も、世界各地に海外拠点を持っているため、グローバル企業だとみなされています。

AmazonやApple、トヨタ自動車などに代表されるグローバル企業に就職し、海外駐在員に志望することで、効率よく海外勤務の夢を叶えられるでしょう。

とは言え、グローバル企業は、任天堂やPanasonicのように誰もが知っており、就職先としても人気が高い企業が多いため、人によってはそもそも就職が難しい可能性があります。

世界を股にかけて活躍するグローバル企業で内定をもらえない方は、下記の方法を試してみてください。

海外法人がある企業に就職する

日本に拠点を置く会社で、海外法人や海外支店を持っている企業に就職するのも一つの方法です。

海外法人とは、海外でも円滑に事業を行うために設立する法人のことです。

身近な例では、アメリカに本拠地があり、おむつのパンパースで知られるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、日本での事業を推進するために子会社であるP&Gジャパンを設立しています。

海外法人を設立している企業に就職する利点は、大企業だけでなく中小企業も選択肢として考えられるからです。

例えば、岐阜県に本拠地を置く金型産業の黒田製作所は、従業員数が約130名と中規模の会社ですが、台湾や中国に支店や工場を所有しています。

黒田製作所のように、中小規模でありながら海外支店を持つ企業は多い上、大企業と比較して内定や駐在員候補の競争率が高くないため、20代前半の内から活躍できる可能性があります。

「とにかく早く海外駐在員になりたい」「日本企業の海外法人で働きたい」と考えている方は、海外法人がある企業や、海外支店を持っている中小企業などを積極的にチェックしてみてください。

20代ならワーキングホリデーもおすすめ

20代なら、ワーキングホリデーに行くこともおすすめです。

ワーキングホリデーとは、20代を対象に、海外に長期滞在しながら働けるシステムです。

現地の文化やイベント、暮らしぶりを堪能しながら仕事もできるため人気の制度ですが、それぞれの相手国ごとに一生に一度しか利用できない点がデメリットです。

ワーキングホリデーのよい点は、実際に海外で働くことはどういうことかを学べることです。

また、語学力向上を目指せる点や、日本人以外のグローバルな交友関係を作れる点、帰国後の就職時に経歴として履歴書に書ける点も、若者にワーキングホリデーが勧められる理由です。

ワーキングホリデー中はあくまでアルバイトとしての位置づけとなり、フルタイム職員として働くことができませんが、1~3年程度確実に滞在できます。

それに加えワーキングホリデー用のビザは容易に取得できるため、海外転職をする前の下準備として利用するのもよいでしょう。

20代で海外勤務するメリットはある?

20代で海外勤務するメリットはある?

続いて、20代で海外勤務を経験するメリットを5つご紹介します。

英語など外国語が上達する

海外勤務する最大のメリットは、英語などの外国語が上達することです。

海外で働くとなると、おのずと現地の言葉や公用語である英語を話す環境に身を置くことになります。

それは勤務中だけでなく、終業後や休日などのプライベートな時間にも当てはまります。

ほぼ強制的に英語を読み聞き、話す環境になるため、日本国内の教材や英会話教室を利用することよりも効率よく英語を学べるでしょう。

英語が話せる人は、日本国内外問わず転職市場での価値が高くなるため、キャリアアップを目指している人は早い内から海外勤務を経験することをおすすめします。

海外駐在の経験がキャリアの役に立つ

海外駐在した経験は、今後のキャリア形成に役立ちます。

新卒の就職活動時に留学経験が役に立つのと同じように、海外駐在の経験もまた、転職で大いに役立ちます。

なぜなら海外駐在をすることで、海外の文化を知っており、なおかつ母語以外の言語を話せるグローバルな人材として評価してもらえるためです。

とくに今後は更にグローバル化が進むことが予想され、英語や異文化を理解している人材を求められるケースが増加すると考えられます。

自身のキャリアを豊かにし、転職活動や昇進をスムーズにするためにも、海外駐在の経験や役立ちます。

異文化を肌で感じることができる

海外勤務では、仕事だけでなくプライベートの時間も、現地の文化に触れます。

それ故自らの五感で生活習慣や食文化、イベント、言葉の使い方や国民性などを知れるため、本当の意味で「異文化」を学べるところがメリットです。

異文化を知るためには、ただ本やテレビの特集で海外について見聞すればよいわけではありません。

本当に異文化を理解するためには、海外勤務やワーキングホリデーを通し、海外で生活することが大切なのです。

海外赴任の給料は1.5倍が相場

海外赴任は、国内勤務よりも給与が1.5倍ほど高くなる傾向にあり、海外文化や現地語を学びながら、効率よく貯金できるところもメリットです。

とくにアジア諸国は、日本の物価よりもずっと安く、フィリピンなどの新興国では一か月あたり5~6万円で生活できます。

その一方で、日本の東京で生活する場合は家賃込みで15~20万円かかります。

海外駐在では、日本で勤務するよりも所得が増えるにもかかわらず、場所によっては生活費を抑えられるため、早く貯金をしたい方にとっても大きなメリットがあると言えるでしょう。

会社によっては福利厚生などが充実している

働く会社によっては、海外勤務中の福利厚生が充実している場合があります。

滞在にかかる保険料や家賃、タクシー代などを会社が払ってくれるケースもあるため、給与を貯金や趣味に回しやすいところがメリットです。

20代社会人の中には、大学の奨学金を返済しなければならず、かつかつの生活をしている人も多くいるのが現状です。

若い内から海外に赴任し会社の福利厚生を活用することで、生活費が抑えられ、余裕を持った暮らしができるのは確かです。

20代で海外勤務するデメリットはある?

20代で海外勤務するデメリットはある?

続いて、20代で海外駐在を経験する際に考えられるデメリットや注意点を4点ご紹介します。

会社によってはあまり現地人と仕事ができない

外国人との交流を期待して海外勤務を選んだとしても、会社によっては現地人と仕事ができる機会が少ない可能性があります。

なぜなら一口に「海外勤務」と言っても業種や職種は様々で、実際に働いている人がかならずしも現地人ばかりではないためです。

日本国内でも、コンビニエンスストアや工場の働き手に海外からの在留者が多いのと同様のことが、海外の職場でも起きていると考えてください。

そのため、もし「アメリカに行ってアメリカ人と働きたい」と考えている場合は、現地人が働いている会社を選ぶことが大切です。

駐在員の上司に連れまわされることもある

既に海外支店で仕事に就いている上司に連れ回されてしまい、自分の時間を充分に作れなかったり、予想外の出費がかさんでしまったりする可能性があることも、海外勤務のデメリットです。

特に海外勤務で異文化に触れ、現地やその他の国出身の駐在員と仲良くなりたいと考えている場合、例え上司や同僚だとしても日本人のコミュニティに属すことは危険です。

それは自ら機会を狭めることと同じだからです。

海外駐在中に上司の相手よりも優先したいことがある人は、強い意志を持って「NO」と言うように心がけましょう。

語学スキルを上げることに手一杯

海外駐在中は語学スキルを向上させることに手一杯となり、業務スピードが落ちたり、プライベートの時間を確保できなかったりする可能性があります。

仕事では、指示やメールもすべて現地語や英語を使うことになるため、辞書や翻訳を必要とするケースが増加します。

日本語ならすぐにわかるような簡単な指示も、まずは解読や聞き取ることから始めなければならないため、ネイティブよりも仕事のスピードは劣るでしょう。

そして言語がハンデとなり仕事の効率が落ちる場合は、英会話の習得や文法の復習などで英語力を補う必要があります。

人によっては、当初思い描いていた海外勤務生活とは大きく異なる、多忙で休みの少ない日が続く可能性もあるため、心構えをつけておくことが大切です。

アメリカ駐在など20代で地域が選べるわけではない

海外勤務では、かならずしも自身が望む土地を選べるわけではありません。

自身はアメリカに行きたかったのにもかかわらず、アジア圏などの全く異なる土地に滞在するケースもあるでしょう。

たとえ自分が望む土地で働けなかったとしても、それを受け入れ、働くことが大切です。

真剣に仕事に取組めば成果が評価され、将来別の地域に駐在するチャンスや、海外企業に自ら就職するチャンスにも繋がります。

また、初めは興味がない国だと思っていても、現地の文化を肌で感じることで、新しい魅力に気がつくこともあるかもしれません。

海外駐在は20代女性でも目指せる?注意点は?

海外駐在は20代女性でも目指せる?注意点は?

海外駐在を経験したいと考えている人は、男性だけではなく、20代女性にもいることでしょう。

続いては、20代女性は海外駐在に行けるのかどうか、もし行くならばどのような注意点があるのかについて解説します。

性別を理由に駐在できないということはない

海外駐在や海外就職は、性別を理由に叶えられないことはありません。

女性でも、海外駐在で成果を出せる社員だと評価してもらえれば、20代の内から海外勤務は可能でしょう。

しかし注意しなければならないのが、「女性が海外駐在してはいけない」という法律はないものの、企業の社風によってはチャンスが巡って来ない可能性があることです。

そのため、かならず海外駐在を経験したいと考えている女性は、男性だけでなく女性も駐在員として指名した実績がある会社や、男女の平等性をアピールしている会社を選ぶことをおすすめします。

結婚や出産などライフイベントについてしっかり考えておく

女性の場合は、結婚や出産などのライフイベントについても熟考しておくことが大切です。

それは「男性なら考えなくてもよい」訳ではなく、子を身ごもる女性は身体的な問題で数か月~数年間の産休・育休を取る必要があるケースがあるためです。

また、自分自身やパートナーの希望により、出産後は退職する可能性もあります。

これらのライフイベントと、海外勤務のメリット・デメリットを絡めて考えることで、より納得のできる選択ができるでしょう。

出向先の治安などリスクも覚悟しておく

海外駐在をする際は、出向先の国や地域の治安・リスクについても知り、覚悟しておくことが求められます。

一般的に自然災害を除き、日本以上に治安がよく、女性が一人で安心して歩ける国はないと考えられています。

言葉が通じない人に囲まれたり、スリなどの軽犯罪に巻き込まれたりするケースは、常に覚悟しておかなければなりません。

それに加え現在は、新型感染症の影響で、いつどのようなリスクに晒されるのかわからない点も、考える必要があります。

各国の治安については、インターネット上で調べられます。

国によっては、現地に住んでいる日本人の人が、日本人ならではの視点でリスクや治安について語っているブログや記事もあるので、事前に熟読し参考にするとよいでしょう。

まとめ|海外駐在は20代でも可能!海外勤務の興味や憧れがあるなら挑戦を

海外駐在は、まだキャリアが未成熟な20代でも挑戦可能です。

性別による制限はなく、男性も女性も、自分自身が望むなら、あるいは会社から成果が出せる人材だと思ってもらうことができれば、誰でもチャンスは与えられます。

海外駐在には、海外で働けること以外にも、給与の相場が高いことや異文化交流ができること、第二言語・第三言語を習得できることなどのメリットが複数あります。

もちろん、治安の問題や言語習得の手間などのデメリットもありますが、海外で勤務した経験は、キャリア的にも人間的にもよい効果をもたらしてくれることでしょう。

海外勤務に対し、少しでも興味や憧れがあるならば、挑戦してみましょう。

いきなり駐在や海外就職が難しいと感じる場合は、観光しながら働けるワーキングホリデービザの取得もおすすめです。